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人生とは、永遠のβテストだ。



「神奈川県横浜市」から「福岡県うきは市」に移住して、1ヶ月が過ぎました。

移住してすぐの頃は、引越しの片付けやら行政手続きやら、
新しい環境への適応やら、足りない生活雑貨の購入やら、
とにかくバタバタとしていましたが、
移住後3週間を過ぎたあたりで、諸々どうにか落ち着いた感じです。

とか言ってるうちに、明日(6/30〜7/1)にはもう「地方創生会議」ですよ。

思えば、去年の5月に、第一回地方創生会議のパトロンになり
その頃の私といえば、地方移住を夢見つつも、まだ関東でサラリーマンだった頃。
「行きたいけどなぁ……そもそも地方創生のプレイヤーじゃないしなぁ……」
と、遠く横浜の地から応援するしかなかったわけでしたが。

あれから1年。
関東を飛び出し、地方移住を果たし、日々の仕事をこなし。
なんだかんだで、地方創生の一端を担っている……のかな……?

ちょうどいい機会なので、
「今、私は地方で何をしていて、今後何をしかけていくのか」
について、地方創生会議に参加される皆さまへの自己紹介も兼ねて、書いてみます。

活動フィールド:福岡県うきは市




うきは市は、福岡県の南東部に位置し、
久留米市、朝倉市、八女市、大分県日田市あたりが近隣の市となります。

私の父方の実家(=本籍地)がうきはに立地しており、
私自身、家の長男坊ということもあり、
そのご縁で、今回移住の決心に至った次第です。
「孫ターン」というヤツですね。

うきは市はここ数年移住者の多いエリアで、
カフェや洋菓子屋さん、古民家を改装した食事処などを開く方が多いです。

福岡市内からは車で1時間程度の距離で、
道の駅うきは」が結構繁盛していたり、
移住者さんのお店が繁盛していたりと、
(移住してから知ったのですが、)近年注目度が高まってきているエリアです。

あとは、そうですね。
一年中果物が採れたり、町中に古墳があったり、
白壁の街並みがあったり、在来種のお茶を栽培していたり……
地域資源の発掘についても、これから着手しがいのあるエリアですね。

さてさて、以下からは私自身の話が中心になります。

業種:システムエンジニア

雇用主(後述)が以前から請け負っている、
ECサイトの改修だったり、社内システムの開発だったりを手がけています。

以下、移住以前の経歴として。

大学・大学院と情報系の分野の出身でして。
学生時代は授業アシスタントでプログラミングを教えたり、
修士論文執筆の一環で、自身もサービスを作ったりしていました。

その実績をもとに、神奈川県川崎市の中小IT企業に就職。
6年間、そこで実務経験を積みました。

上記の経歴を買って頂き、現職に至ります。

地方都市及び田舎については、この界隈の技術者が足りていないようで、
行政なども今まで、システム開発は市外に外注していたそうです。
ただ、「出来るだけ市内の業者に任せて回していきたいよね」というお話も頂いており、
そうした案件も今後増えていくのかな、という感触があります。

所属:デザイン会社及び地域プロモーションNPO

(双方に掲載許可取ってないので団体名称は伏せてます)
私の直接の雇用主は、デザイン会社さんです。
ホームページ制作をはじめ、店舗の看板のデザインなども手がけています。
現状では個人事業なのですが、今夏に法人化する予定。

その雇用契約と並行して、地域資源のプロモーションを手がけているNPOにも加わっています。
こちらは、地域特産品のパッケージや販路のデザインや、
地域にできた「ハコモノ」の運営などをされています。

体制としては、NPOに舞い込んできた依頼のうち、
エンジニアリングの力が必要な部分について、
デザイン会社が開発する、的な。

展望:ICT人材育成(対こども・対リカレント教育)

個人的な野望として、
「うきは市のこどもたちのICT活用水準、他と比べてめちゃくちゃ高いぞ!?」
っていう状況を作りたいんですよね。
そのための仕掛け作りをやっていきたいなぁと、個人的には考えています。

また、先に挙げた「田舎に技術者が足りない」問題の解決を図るべく、
「この街の子育て世代のお母さん達は在宅でパソコンで仕事をしている」といった状況も、
併せて作っていきたいなぁ、と。これは所属会社としての思惑です。

なので、今後としては、
こども向けだったり、お母さん世代向けだったりに対しての、
パソコンの使い方とか、プログラミングの勉強の仕方とか、インターネット活用術とか、
そういった教育の事業をやっていきたいと、水面下で企画中です。

急に地方創生に話を戻します。

地方創生・地域おこしって、
「地域資源を掘り起こし」たり「中心市街地を活性化」させたり、
といったことに目が向きがちですが、
「その土地に住まう人が、その土地でどう生きるか」も重要なんじゃないかな、
って、個人的には思うんです。

「これからの時代を生き抜くために必要なツールに対する教育が、
 地方都市や田舎で行き届いている状況を作る」
というのが、自分のやりたい「地方創生」かなぁ、と。

 * * * 

イベント前日のテンションに任せて、バーっと諸々書き綴ってみました。
明日、地方創生会議に参加される方で、
上記に書いた諸々の内容について、ご興味ある方がいらっしゃれば、
是非、会場にてお声掛けください。語らいましょう。

それでは、当日はよろしくお願い致します。

執筆者プロフィール

KOBA / KOBA5884 / 小林佑輔

1987年生。青春時代及び社会人経験の初期を神奈川県で過した後、2018年5月、福岡県うきは市に移住。

システムエンジニアとして食い繋ぎつつ、そこで培ったスキルを地域貢献に活かせないか模索中。

詳しいプロフィールはこちら

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