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人生とは、永遠のβテストだ。


「ふるさと納税」で首都東京は減収見込みなんですって。


私は昨年はタイミングを逃したためにふるさと納税の波に乗れなかったのですが、
利用したい制度だとは思っています。
これは節税目的ではなく、地方を応援したい気持ちからです。

うきは市のふるさと納税の返礼品を以前見たんですが、
ここで挙げられているものって、親戚から送ってもらえたりするんですよね。 
なので、返礼品目的ではないです。

節税目的、と言うのも微妙なところで。
確かに今住んでいる横浜市は「アホか」ってくらい住民税が高いのですが、
自分が住んでいる地域の税収減から利便性が損なわれるのも嫌ですし。
なんだかんだで横浜好きですよ。私は。
なので、地方も、今住んでいるところも、血税を正しく使い、保全してほしい。

(最近は国も首都も議会で無駄な税金を垂れ流しているようですが、
 まぁ、この話は別の機会にするとしましょう)

ふるさと納税って、私が思うに
「都市部に集中した税収を地方に分配するための仕組み作り」
だと思っていたのですが、
節税効果だったり高額返礼品だったりで、話がややこしくなっている感がありますね。

あと、これはふるさと納税に限らずなんですが、
支払った税金の使い道って、自分から情報を取りに行かない限りなかなか見えないんですよね。
以前記事に書いたクラウドファンディングなんかは、
「活動に対してお金を寄付して、その活動に沿った返礼品をもらう」という関係ですよね。
地域に根ざした活動に対する支援であれば、支払う側としても、
使途が明瞭だし、地域のために使ってもらってる感が出るので、
こっちの方がよっぽどふるさとに対する貢献度が高い気がします。

地域×クラウドファンディング」 という切り口のサービスもありますので、
興味のある方は覗いてみると良いかと思います。

あとは、ふるさと納税が返礼品合戦になっているところに対する言及をば。
以前、「移住・交流&地域おこしフェア」にお邪魔したんですが、
まぁ各ブースの呼び込みがすごかった。
私の場合は既に移住先は決めているので勧誘に目もくれなかったのですが、
あっちこっちから「うちの地域どうですかー!」という呼び込みから、
「ブース寄らなくてもいいからこれ持って行って!」と、
通りがかりにノベルティを下さったりなど、
とにかく「自分の地域を記憶に留めてもらう」という戦術を展開されているなぁと。
「自分の地域を認知してもらう」ために「高価な返礼品に客寄せパンダをやらせる」のは、
まぁそうした事情があるのかなぁ。と思ったり。

ふるさと納税、いい制度だと思うんですけどね。
地域にとってはアピールチャンスになるし。
自治体間の収支の格差に関しては、国が調整弁になるべきところじゃないんですかね。
税収と施策の費用対効果を見比べたりとか、色々大変だろうと思うけれども。 

執筆者プロフィール

KOBA / KOBA5884 / 小林佑輔

1987年生。青春時代及び社会人経験の初期を神奈川県で過した後、2018年5月、福岡県うきは市に移住。

システムエンジニアとして食い繋ぎつつ、そこで培ったスキルを地域貢献に活かせないか模索中。

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