【復興の道標・不条理との闘い】「笑顔は困る」と中傷 被災者へゆがんだ視線 

 未だに残る「原発自己差別」というか「放射能差別」というか。
これって、最近のあの話にも通じるものがある気がして。
あれですよあれ。豊洲移転問題。 

土壌汚染問題だけの話で言えば、移転予定の豊洲新市場予定地、
安全に運用できるってデータは出てるんですよ。

豊洲新市場予定地の土壌汚染はどうするの?|東京都中央卸売市場

土壌汚染問題だけに限っていてば、
「安全かもしれないが安心できない」と言っている方々がいるようですが、
それって放射"脳"と何が違うんですかと、個人的には思うわけです。

豊洲新市場移転問題全体で見ると、事情は複雑みたいですが。

そもそもの要移転の理由が、
築地市場の立地に環状2号戦を通す計画がある。
 東京オリンピックに向けてインフラ整備が急務だ」
という理由を含んでいるらしく。

築地市場で働いている人の8割が移転反対派だと聞きます。
現場の労働者との話し合いが十分行われていない結果、
色々な問題が含まれてこじれている、ということが、
改めて調べてみるとわかりました。

現場労働者から見れば、
「お上が勝手に我々に強制移転を命じている」
とも取れなくもない。決定プロセスが一方的ではなかったか、と。

学生さんは是非このテーマでディスカッションとか開くと良いと思います。
題材としてはかなり議論が白熱するんじゃないでしょうか。

うーん、参った。
「安全が示されているのに安心してくれないのは問題だ」
という論調の記事を書こうと思っていたのですが、
「安全を盾に現場の声を聞かずにものを進めようとしている」
という別の問題にぶち当たってしまった。

私のスタンスとしては
「周りが何を言っていようが、大事なのは現場の人間がどうしたいか」なので、
「豊洲(築地)の問題」と「原発事故被害地区の問題」とでは、
汚染に関する風評被害という共通点こそあれ、現場の思いは全然違うということがわかりました。
勢いだけで両問題を結びつけましたが、失敗に終わりましたね。難しい。