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人生とは、永遠のβテストだ。


父が、大手飲食チェーン店に勤めているのですが、
家に仕事を持って帰ってくる様子をよく見かけます。

何をやっているかというと、シフト表の作成。
店舗ごとに十数人居る従業員の、
それぞれの予定・スキル・希望労働量などを考慮しながら、
開店時間から閉店時間まで、店舗が運営できるように人員を配置していく作業。

飲食店でバイトしたことのある方なら経験あると思うのですが、
バイトのシフト、1週間前とかのギリギリになって出てくることありますよね。
それも、結構早くから予定を申告しているにも関わらず。



シフトを作る側も大変で。
日々の接客、在庫管理、金銭管理、従業員教育、クレーム処理、本部との連携……
その合間を縫って、シフトを組む時間を捻出する。
シフトを組むのは、なかなかの頭脳労働で、
先に挙げた様々な要素をパズルのように組み合わせて、最適解を導き出す。

シフトの作成なんですが、父はエクセルでやってますね。
自身や同期の方とともに、計算式を駆使しまくり、
だいぶシフト作成業務を簡略化させたそうですが、
これ、父の定年後は誰かメンテできるんだろうか……と心配になります。

これ、webに乗せ換えちゃいたいんですよね。
なおかつ、シフトの調整を自動化してしまいたい。
従業員一人一人のスキルセット、役割、休暇取得予定、労働希望時間帯から、
最適なシフトを児童生成するサービスがあれば、
店の業務の一部を自動化出来るので、その分接客の質の強化とかに時間を回せるのでは。

で、作ったシフトをなぜwebベースにしたいかというと。
例えば、これはチェーン店前提の機能なのですが、シフトを自動で組んだ結果、
どうしても人員が不足する時間帯があった場合、
そうした情報を本社で瞬時に集約し、ヘルプの人材を派遣する計画を迅速に立てられる。
店舗責任者が一人で「あああ人が足りないいい……」と頭を抱えなくて済む。

こういうソリューション、既にありそうな気はしてるんですけれどね。
情報ありましたらお待ちしております。

あとは、自分で作ってしまうか。
web業界の、ガントチャート自動生成のツールとかをうまいこと転用できないかなぁ、とか。

ちょっとこれに関しては、本当に目の前の人を救えるツールなので、
構想は立てておいて損はない気がしています。
飲食業界の労働の厳しさは一時期も話題になっていたので、
ITで解決出来ることはどんどん仕組みを作っていきたいですね。
もっとも、これらのソリューションは、いずれ人工知能によって達成される気がしますが。

執筆者プロフィール

KOBA / KOBA5884 / 小林佑輔

1987年生。青春時代及び社会人経験の初期を神奈川県で過した後、2018年5月、福岡県うきは市に移住。

システムエンジニアとして食い繋ぎつつ、そこで培ったスキルを地域貢献に活かせないか模索中。

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