すごく今更なのですが、
日本で「仮想通貨」と呼ばれる概念、
英語だと「Crypto Currency」、つまり「暗号通貨」と呼ぶのが適切なようですね。
なので、このブログでも、以降、「暗号通貨」という表現を、
なるべく使っていこうと思います。
さて、そんな暗号通貨の、私の現状の資産状況ですが、
ざっくり把握するために各ウォレットのキャプチャを貼るのが早いですかね。
2017/6/1の5:30頃時点です。
以前から当ブログを読んで頂いている方は察しがつくかと思いますが、
各ウォレットの、円で見たときの総資産、だいぶ減ったなおい。
まぁ、理由は色々あります。
5月下旬に、暗号通貨の価格が全体的に急落したために、
通貨価値自体が全面安になった、という部分ももちろんあります。
それとは別に、これはcoincheck(上記画像の下段)の取引履歴を見て頂きたいのですが、
BTCを出金している履歴がいくつかあるのがわかるかと思います。
これは、BTCを利用出来るその他のサービスのウォレットに、
資金を移動したためです。
その中のひとつを、今回は紹介します。
ざっくり説明すると、
・amazonのほしい物リストに入れた商品を、他のユーザに買ってもらって
・買ってもらった代金をビットコインで支払うサービス
です。
どうやら世の中には
・Amazonのポイントをどうしても現金化したい
という需要が一定数あるようで、そこに
・ビットコインを使って(=「円建て(利確)」せずに)買い物をしたい
という需要をマッチングさせたようなサービスです。
利用の流れとしては、
・サービスにアカウントを登録
・アカウントのウォレットにBTCをチャージ
・Amazonの欲しいものリストを、他人が参照・商品送付可能な状態にする
・上記欲しいものリストをpurseに読み込ませる
・割引率を設定※し、purse上で、商品を買って欲しいことをアピールする
・誰かが商品を買ってくれるとアラートが届く
・商品が届いたら、purse上で受け取り確認を実施
・対価としてBTCが、商品を買ってくれた人のアカウントに送金される
という、ざっくりこんな仕組みです。
面白いのが、「※割引率の設定」の部分。
商品を買って欲しいアピールをする際、
「この商品を私に送ってくれたら、BTCをこれだけ送金するよ」という情報を登録するのですが、
この「送金するBTCの量」を、実際の商品価格よりディスカウントした価格で設定可能。
私の今のアカウントの状態だと、33%引きまで設定可能です。
当然割引率を上げると、成約率は下がります。
また、注意しなければならないのは、
商品の代金として提示するBTCの値は、相場変動に関わらず固定となります。
「この商品を買ってくれたら、これだけのBTCを送るよ」という条件提示なので、
「買って欲しいアピールをした時点」のBTCのレートと、
「実際に商品を買ってもらうタイミング」のBTCレートは異なるわけです。
y_kobayashi@KOBA5884ビットコインで買いました。
2017/05/26 17:14:01
I just saved ¥538.99 by shopping @PurseIO! #bitcoin #amazon #shopping https://t.co/lZXjX60Pfs https://t.co/3Qg3oOsiEQ
上記の商談が成立したタイミングでは、BTC価格が急騰していました。
おそらく、「私がかつて提示していたBTCの価値が、実際にAmazon上で決済する
円(またはポイント)の価値よりも下回った」タイミングで、購入が発生したのだと思います。
つまり、BTCを受け取る側の方が得をするタイミングがある、というわけですね。
まぁ、「商品欲しい!」とアピールした側としては、
「欲しい!」と言った時点でのBTC価格で見ればディスカウントされているので、
なんとなく得をした気分にはなれます。
また、「すっかり忘れてたタイミングで買い物が発生する」ので、
自分へのちょっとしたサプライズに良いかもしれません。
「ビットコインで若干儲かったから贅沢したい……」
「けど、利確すると税金計算めんどくさい……」
みたいな方には、ちょっとおすすめできるサービスかな、と思います。
暗号通貨界隈的には、アフィリエイトはcoincheck推しみたいです。
成約報酬が他より良いみたいで。