画面は開発中のものです

人生とは、永遠のβテストだ。




いきなり難しいこと言い始めた、みたいな感じでこんにちわ。
先週末立ち上がった、「ブロックチェーン技術を使った個人の株式化」的なサービス(後述)。
そこから色々妄想が広がり、テンションがブチ上がった次第です。

というか、現状でブロックチェーン技術がふんだんに使われている「暗号通貨」ですが、
いざ通貨として決済やら送金やらに使おうとすると、承認プロセス多すぎて即効性がない。


なので、ブロックチェーン技術に投機的な価値以上のものが見つかったので、
かなりの衝撃を受けたわけです。個人的に。

というわけで、「VALU」というサービスの紹介です。

valu_top



サービス概要は上記サイトを直接見てください。
ざっくり何をするサイトなのかと言うと、以下のような感じです。

・facebookアカウントをベースにVALU上でアカウントを作成する
・そのアカウントに、twitterやらインスタやらのアカウントを紐付ける
・そうすることで連携したソーシャルグラフを元に、個人の「時価総額」を算出する

・アカウントごとに、売買可能な「トークン(VA)」を発行する
・そのトークンの価格は、先ほどの個人の「時価総額」から算出される
・そのトークンを、誰かに買ってもらうことで、資金調達が出来る
・購入したトークンは、他のユーザ間と売買が出来る
・トークン発行者は、自分のトークンを保有している人に対して優待措置を実施できる

これ、完全に株取引じゃん。
個人が株式を発行して配当を配ったりとか出来るじゃん。
(追記:配当分配は規約により禁止されています)

つまり、今後例えば個人経営の飲食店なんかでこんなことが起こるんです。

客A「おっ、やってる?」
店主「いらっしゃい」
客A「注文いつもので。あと、店主のトークン5つ持ってるよ」
店主「毎度どうも。会計は5%引きね」

客B「こんにちわー」
店主「いらっしゃい」
客B「初めてなんでお任せで……あ、店主のトークン100個あります」
店主「これはこれは、大口の出資者様ですね。」
店主「大口の資金調達のおかげで、新しい調理器具が手に入ったんです」
店主「その調理器具で作った料理の試作、食べてみてください。お代は結構です」

客C「さっきの「トークン」って?なんかすごいオマケしてもらったけど」
客B「まぁ株券というかメンバーズカードというか、そんな感じ」
客B「私はこの店のトークンたくさん持ってるから、店が気に入ったなら少し分けるよ」
客B「この店だと、少量持ってるだけでも優待受けられるみたいだし」
客C「そんなに簡単に分けられるなら、不正にコピーとかされるんじゃないの?」
客B「トークン保有者の情報はブロックチェーン上で管理されているんだ」
客B「だから簡単には改ざん出来ないよ」

客D「きたよー」
店主「どうも……!」
店主「あなたに初期に10000トークン購入頂いたおかげで、どうにか開業出来ました」
店主「発行しているトークンが20000なので、保有率50%です。筆頭株主様」
店主「ご要望とあれば、店舗を貸し切ってのパーティプランなども用意できます」
客D「ああ、君のトークンのことなんだけどね」
客D「業績が順調なおかげで値が上がったから、半分ほど売却したよ」
客D「これを機に、新しくトークンを手にした人に店に来て欲しくてね」
客D「実際に君の料理を食べて、ファンになってもらいたい。」
店主「それは……大変ありがたいことです。」

まぁ、ここまでの未来が来るのが、どれだけ先なのかはわかりませんが。


これ、やっぱり影響力の強い人から順に上場するように出来てるんですかね。
上場した暁には、特典を用意していますので是非ともご贔屓に。
今のうちに「ウォッチリスト」にでも突っ込んでおいてくださいな。




ちなみにこのトークン発行の仕組み、
VALUよりも前に「indiesquare」というサービス?にて試せたみたいです。
まぁ、だいぶ手続きは複雑でしたが……
弊ブログの右メニューに、indiesquare連動のトークン販売パーツを置いたので、
ご興味あれば。使えるようになるまでのプロセスは、改めて記事にします。


というわけで、トークンエコノミー。
この概念や仕組みを頭に入れておくと、数年後の経済活動で一歩先を行けるのでは。

執筆者プロフィール

KOBA / KOBA5884 / 小林佑輔

1987年生。青春時代及び社会人経験の初期を神奈川県で過した後、2018年5月、福岡県うきは市に移住。

システムエンジニアとして食い繋ぎつつ、そこで培ったスキルを地域貢献に活かせないか模索中。

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