何度かこのブログで登場している「シェア畑」について、
某有名ブロガーが記事にしていたため、
対抗心を燃やして、前々から温めていたネタを投下してみようと思います。
俺の方がシェア畑を上手に語れるんだ……!



シェア畑の出会いは、昨年11月頃にさかのぼります。

電車の広告で「レンタル○○(失念)」を見たときに、
「そういやレンタル農園ってビジネスとしてあるのかしら」と気になり、検索。
そこでヒットしたのが、「シェア畑」でした。
なんと家の近所にあることを知り、即入会。
将来的に実家で畑もやるつもりだったので、勉強したかったんです。

通っているときの様子は、本ブログの「シェア畑」カテゴリからも閲覧できますが、
初期のころの様子は以下のLINEブログにて掲載しておりました。
http://www.lineblog.me/tag/シェア畑 
多分このタグつけてLINEブログ書いているのは私しかいないと思います。

さて、そんなこんなで通ってそろそろ5ヶ月目。
今まで通ってきたことにより、色々と見えてきたので、共有しようと思います。


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【利用者にとってのメリット】
・なんといっても「都会で農業体験」が出来る
・自分で収穫した(あるいは頂きものの)野菜が食卓に並ぶことで「会話」が生まれる

「農業体験」と一口で言っても、まぁ色々経験出来るのですが。

私が契約した直後、私専用の区画には、既に大根や白菜が収穫のしごろでした。
契約する時期によりますが、いきなり「収穫」から体験できるんです。

で、収穫し終えた地面を耕し直して、次の野菜を植える、と。
都市部でサラリーマンやってると、
「鍬を持って土を耕して畝を作る」なんて、おそらくやらないと思います。
そういう、「ちょっと土に触れたい」というところから、
種の蒔き方、有機栽培のやり方、害虫の駆除の仕方などなど、
一通り実際に体験しながら学ぶことが出来ます。

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野菜作りのテキストを配布しており、
ここに先ほどの野菜作りの諸々が、野菜別に載っていますので、
アドバイザーさんが不在のときでも安心して農作業が出来ます。

で、野菜を収穫し、食べるに至るプロセスについても、
やっぱり自分で収穫した野菜となると変わってきますね。

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上記のナバナは、アドバイザーさんから頂いたものなのですが、
「茹でてオリーブオイルと岩塩で和えるとおいしいよ」と教えてもらったりします。

育てる野菜はシェア畑さんが計画し、指定して、種や苗を用意してもらうのですが、
(このあたりも全て契約料として込み込みです)
白トウモロコシやカラフル人参、縮み菜、聖護院大根など、
なかなかレアな野菜を育成計画に組み込んで頂けるので、
収穫した野菜を家に持って帰って際に、家族と
「これどうやって食べるんだろうね」とか、
「ああ、この調理法だとおいしいね」「味噌汁に入れてみました」など、
野菜をきっかけに会話が弾みます。

あと、自然と旬の野菜が食卓に並ぶことになるので、
季節の話とか、野菜にまつわる思い出話、調理法、名産地など、
芋づる式に会話のネタが出て来ますね。


【土地のオーナーにとってのメリット】 
・広大な遊休資産・耕作放棄地を運用できる
シェア畑、首都圏近郊の色々なところで展開されているのですが、
これ、土地の使い方としてすごく上手いなぁ。と思いました。

多分なんですけど、レンタル農園として使ってるこの土地、
元々は誰かが畑をやっていたとかだと思うんですよね。
その後、土地の所有者が何らかの事情によって、土地を持て余してしまった、と。

その土地で不労所得を得るために、例えば賃貸アパートにしようとしても、
建設のための初期投資が必要だし。
そもそも、農地から宅地への地目変更って、
土地によっては農業委員会を通したりしないといけなかったり、面倒なんですよね。

そこで、「都市部で農地を持て余している人」と、
「都市部で農園をやりたい人」とを、上手くマッチングさせる仕組みが登場した。と。
これ本当にうまくカップリングさせたなぁ。と感心します。

他にも、今までは少人数で広大な土地を耕していたかもしれませんが、
例えば、私の契約の場合は、一家族で10平米の土地の契約となります。
広大な土地の本当に一角に過ぎないのですが、体験農業には十分な広さです。
4畝もあれば色々植えられます。
で、そうすると、農地全体で見たときに人口密度が無茶苦茶あがるので、
有機栽培とかの手間のかかる農法もやりやすくなる、
というメリットも生まれたんじゃないでしょうか。


【収穫アドバイザーにとってのメリット】
・自分のノウハウを利用者に伝えることができる
・運営本部から教材やイベント開催のお願いがくるので、
 事業運営未経験でも意外となんとかなる
・老後の暇な時間を使ってコミュニティを形成でき、収入も得られる
 
シェア畑で忘れてはならないのが、
我々利用者に野菜作りのイロハを手取り足取り教えてくれるアドバイザーの皆様。

私が契約している農園に限って言えば、
ご高齢だったり、早期退職した方だったりが、この職に就いています。

彼らにとって「レンタル農園」という仕組みは、収入源であるということのほか、
第二の人生を人と関わって楽しく過ごすための、憩いの場になっているのではないでしょうか。

シェア畑の利用者は、私が契約している農園に限って言えば、
ファミリー層が大半を占めています。
30代、40代くらいのご夫婦だったり、子連れだったり。
こうした方々、アドバイザーさんにとっては息子娘や孫のような世代差があると思うんです。

そうした人たちに対し、例えば農業経験者であれば、
自分が培ってきたノウハウを継承することが出来ます。

シェア畑の運営体制を見たときに、多分アドバイザーさんに農業経験が無くても何とかなります。
バックに運営元の「アグリメディア」さんが着いており、
テキストの作成や野菜の育成計画などは運営元が中心となって決めるため、
アドバイザーさんは言わば「現場スタッフ」という位置づけとも取れます。
 
また、運営元は野菜作りに関わる部分の他、
農園で開催するイベント(芋掘り会、おしるこ会など)を企画したり、
イベントに必要な機材や消耗品などを各農園に発送したりなどもしています。
こうしたイベントをきっかけに、
アドバイザーさんや農園利用者のコミュニケーションを深めることが出来ます。
 
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総じて、良い仕組みだなぁ。ソーシャルグッドだなぁ。とつくづく思います。
私が今就活生だったら、間違いなく「アグリメディア」さん に履歴書送ってますね。



シェア畑、新規利用者に向けたキャンペーンを結構やってたりするので、
興味のある方は、たまに覗いてみるといいかなと思います。
私が契約している区画を見学したい方がいらっしゃれば、
お声掛け頂ければご案内致しますよ。