
三十路祭りに行ってきました。
右を見ても左を見ても同い年しか居ないという不思議な空間。
まぁ、15年くらい前まで、自分もそんな空間に居た気がしますが。
私のお目当は、トークショー。
登壇者は、おそらく1987年生まれというだけでキャスティングされた、
落合陽一氏と、黒田有彩氏。
「日本再興戦略」をはじめとする「落合四部作」を読了した直後の私としては、
移住前に、一度落合氏にお目にかかりたいと思っていたので、
これはまたとないチャンス。
同じ87年生まれの我々に対し、どのような言葉が投げかけられるのか。
そうした期待を胸にイベントに赴いたのですが……
とりあえず、トーク内容はtsudaっておきました。
結論から言うと、落合氏は世代論に興味が無く、
「同調しすぎるから同世代で固まるのはよくない」くらいのことを発言していました。
(発言を総合するに、イベントの趣旨を理解してない状態で登壇していたようでした)
* * *
さて、私は2018年に入ってから、落合氏の他に、2人の「87年生まれ」を見てきました。
「ロボットコミュニケーター」の吉藤オリィ氏。
ライブストリーミングサービス「SHOWROOM」代表の前田裕二氏。
私は、同世代として、彼らの著書も拝読しました。
彼らの原体験。
それを源泉とした狂気。
それが原動力となり生み出される思想・プロダクト・サービス……
自分と同い年の実業家たちが、こんなにもエネルギーを持っている。
間違いなく、「この世代がポスト平成を推し進めていく」という感触を得ました。
前田裕二さんも87年生まれなのか......!
— y_kobayashi(KOBA) (@KOBA5884) 2018年1月4日
落合さんと言い、オリィさん(も多分そう)と言い、87年生まれの実業家からパラダイムシフトの起爆剤が次々仕掛けられてきていると感じる今日この頃。
また、オリィさんから以下のような情報も。
87年生ですよー
— 吉藤オリィ(オリィ研究所 所長) (@origamicat) 2018年1月6日
安倍敏樹とか、サイボーグ粕谷も超面白いのでおすすめ https://t.co/IvYrvA59Fq
87年生まれの実業家、まだまだ探せばゴロゴロ出てきそうですね。
それも、ただ自身の事業を成功させるだけでない、
日本の技術・思想・機会・価値観をアップデートするようなタイプの実業家たち。
個人的には、かなり残念でした。
落合陽一氏が、この狂気にまみれた87世代を視界に捉えていないなんて……!
* * *
私、未だに漫画の「ONE PIECE」を(単行本で)追ってるんですが、
新世界にて、ルフィ率いる「麦わらの一味」をはじめとしたルーキー海賊団は、
「最悪の世代」と呼ばれています。
あくまで、そう「呼ばれている」だけで、
本人たちは(私が認識している範囲では)一切名乗っていないのがミソです。
大学時代の恩師(故人)がかつて、「自分の中の狂気を飼い慣らすことが出来るだろうか」と呟いていた。
— y_kobayashi(KOBA) (@KOBA5884) 2018年1月5日
今、パラダイムシフトを起こそうとしている87世代は、おそらくその「狂気」と共にあるのだと思う。
まとまった時間が取れたら「狂気の87世代」って本を出したい。
— y_kobayashi(KOBA) (@KOBA5884) 2018年1月5日
落合陽一、前田裕二、吉藤オリィ(オリィさんだけ87年生まれかは未確認)、あと私の4人の、未来へのビジョン、その哲学の源泉たる原体験、何が彼らを狂わせているのかの事例集的な本。
どうですか幻冬社さん。どうですか箕輪編集長。
いずれ、我々87世代も「狂気の世代」として語られるのではないか。
そんな予感がしています。
願わくば、先に挙げた彼らとともに、その先頭を駆け抜けていきたいものです。
小幡和輝氏、白井響氏、中島太一氏など、
注目の若手が続々と世に放たれていますが、
我々30代も、まだまだ負けてはいられません。
(こんなセリフが出てくる時点でおっさん化してる気もしますが)
* * *
直近の夢としては、
「落合陽一氏と吉藤オリィ氏が
うきは産のワインを飲みながら
ロボティクス談義しているところをSHOWROOMで配信する」
みたいな企画をやりたいですね。
これ、スケジュールの調整だけでどんだけ労力かかるんだ……