
(以下、山場もオチも無い近況報告記事です)
仕事を辞めて(正確には3/30までは有給消化期間ですが)、
創業に向けて、市場調査やら、融資の相談のための計画書やら、
法務局に提出する定款やらの準備を進めています。
これらの諸々の作業は、今のところは一人で進めています。
成果物・提出書類として、然るべき方々や機関にはお披露目するのですが、
制作過程については、誰にも共有せず(※)、一人で書き切ることに決めました。
(※戯れにVALUのVA保有者限定公開にチラッと書いたりはしてますが)
そう決めたのは、自分自身の心身の弱さと折り合いをつけた結果です。
"雇用"の理から外れると、誰も作業の終始を決めてくれない
日常生活から「出勤する」というルーチンが消えたことにより、ものの見事に、朝、起きるということが出来なくなりました。
そりゃあもう、正午直前までぐっすりと。
一昔前の自分が聞く限りには、だいぶ羨ましい話なのですが、
今の状況の自分からすると、
「また午前中に作業出来なかった……」
と、控えめに言って最悪なメンタル状態での朝を迎えます。
なにぶん、創業までに準備することは山ほどあります。
収支計画然り、購入物品の選定然り……
それらはそれなりに手を付けられているのですが、
エンジニアとしての勘を衰えさせないように、プロダクトを作ったりとか、
知識吸収のために本を読んだりとか、本当はもっと色々なことを並行してこなしていきたい。
しかし、現状でそれが出来ていない。
「何をすべきか」の列挙は出来るが、
「どのレベルまで作りこむのか」というジャッジが、
ひとりでやるには不安が残りすぎる。
誰も、作業の「終わり」を決めてはくれない。
現在進行形でガス欠なう
朝(ほぼ昼)の目覚めは最悪、作業の終わりは見えない、
他にやりたいこと、やるべきことは山のように残っている。
「何に対して最優先に着手しなければいけないかわからない」
「しかし、とにかく手を動かしていないと不安」
あれ?これ消耗するパターンじゃん。
ひとりデスマーチじゃん。
「何をしていても、他のやるべきことが頭にチラついて集中できない」
「目の前のものが完成しているかどうかもわからないので、進捗しても達成感が湧かない」
ああ、これ、体力だけ持っていかれるやつ。
というわけで、ガス欠状態のまま走り続けているのが今です。
アドバイスや指摘が全部「人格否定」に聞こえてくる
こういうとき、誰かと励ましあって作業出来ると理想なのですが、残念ながら、心身のエネルギー切れにより、こちらにその用意がありません。
アドバイスを投げかけて来るその人は、
私が立てている計画や、私がつくるプロダクトに対して、
どれだけのリスクを共に負う覚悟があるのだろう。
そうした覚悟や背景の見えない状態での、
こちらへのあらゆる言動は、全て「否定的な感情」に見えてしまう。
私は誰かに自分の何かを否定されると一気に心身を崩すので、
そうした感情を向けて来られるリスクについては、極力排除しないと身がもたない。
* * *
肯定的な意見や激励については、大変励みになっています。
この場を借りて、改めて感謝を。
多分、今の私に必要なのは、せっかく灯った種火に対して、ガソリンを撒くことなんだろうな。
今、水を撒かれるとそのまま燻ってしまうので。
とはいえ、いいものを作ろうとするならば、
それなりに他人からの指摘は聞かなければならないわけで。
ちょっとまずは、そう出来るだけの「気力」「体力」を取り戻さねばなりません。
ちなみに、この文章を書いているのは早朝4時半。
朝起きれないのは、そういうところからなのは明白ですわな。