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人生とは、永遠のβテストだ。


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この記事を読んでいるみなさんは、今、
新年度初出勤の最中でしょうか。
お昼休憩中でしょうか。
仕事の合間のコーヒーブレイク中でしょうか。
帰りの電車の中でしょうか。
明日の仕事に向けて、英気を養っている最中でしょうか。


まぁ、今の私にはどれも関係のないことで。

仕事を辞めた理由はね。6割くらいは移住&創業のためですよ。
残りの4割は、私はもう、「普通に」働くことに見切りをつけたんです。



「もう、"そちら側"には、私は居られない」

"そうなった"経緯や理由については、機会があれば記します。
なにぶん、始まりは、もう3年以上も前の話なので。
しかも、様々な要因(仕事以外も含め)が重なり合っての出来事なので、
語ると結構複雑なんですよね。

何の因果か、新年度初日に、
「#うつ病になったばかりの頃の自分に言いたいこと」
なんてハッシュタグを見つけてしまいまして。

仕事を辞めた今の状況から、当時の自分に、
なんて声をかけるだろうな、と言う気持ちで、
いくつかツイートしたので、そのまとめをば。

壊れた以上、もう元には戻らない



一回、体調を崩して、休職して復職してしばらく経ったころ。
どうにも仕事に対して覇気が無かったり、
業務時間中に居眠り(後述)が頻発したりと、
自他共に認める「これはこのままじゃアカン」という状況。

社長と面談し、
「この落ちたパフォーマンスの状態を元に業務や雇用契約を再編するか」
「当初想定の業務や雇用契約を維持するよう、パフォーマンスの修繕を目指すか」
の判断を委ねられた。

心の病気をナメてた私は、後者を選んだ。
そのうち、また入社初期のような気力やモチベーションを取り戻せると。
心身を壊したのは、不幸な状況によるもので、それが去ってしまえばどうということはないと。

でも、そうはならなかった。ならなかったんだよ。

結局、状況は改善されないまま年月が過ぎ、
客先での会議の最中に蒸発するという、
私自身にとっても、会社にとっても、後味の悪い形で、
「もう、この心身で"普通"の働き方は無理なんだ」と見せつけられる結果となってしまった。


期待の言葉を誰かに投げかけられていたのかと言われれば、多分そんなことはない。
他の社員と同じように働くことを期待されている、と私が思い込んでいただけかもしれない。
そうした、自分の中にある「こうあるべき」という形を、
心身を壊す前と後とで、作り変えておかないと、同じ過ちを繰り返す。

体調の異変は「疾病」だと気付け



仕事中、突然全身が動かなくなり、机に突っ伏すことが何度もあった。

決まって、あまり好きでない仕事の最中にそれは起こった。
決まって、あまり得意でない仕事の最中にそれは起こった。
決まって、終わりの見えない仕事の最中にそれは起こった。

「仕事中に居眠りすることが増えた」
最初はその程度だと思っていたし、主治医にもそう伝えていた。
「日中の眠気を改善したい」
そう私が訴えるたびに、主治医は処方を変えたり、
睡眠外来を紹介してくれたり、手を尽くしてくれた。

それでも状況は改善しなかった。

あとから色々調べてわかったが、どうやら私は「自律神経失調症」だったらしい。
めまいやら動悸やら、寝ても寝ても眠気が取れないやら、思い当たる節がいくつもあった。
さらに調べていくうちに「自律神経の乱れで失神を起こす」こともわかってきた。

私は、仕事中に「眠っていた」のではなく「意識を失っていた」。

このことにもっと早く気付けていたなら、
投薬やら生活習慣の改善やら、もっと別の手を打っていたかもしれない。

趣味は楽しんでいい。というか「楽しいと思うこと」について気に病むな



日中の失神。
不思議と、「自分が好きなことに集中しているとき」には全く発生しない。
これは、仕事中も例外ではなく、
自分の中でテンションの上がる仕事の最中は、意識を強く保っていられる。

「自分の身体が、仕事を選り好みしている」
そういう感覚に陥る。
ましてや、遊んでいるときには元気である状況では、
「これは仮病を疑われても文句は言えないのでは」
と、自分で自分の体調が憎らしく感じる。

しかし、もうこれは割り切るしかない。
こういう体質なのだと。
お前の身体は、あるインプットに対して「拒絶反応」という形でアウトプットを返すし、
あるインプットについては、特段イレギュラーなアウトプットを返さない。
そういう風に出来上がってしまったのだと。

「非定型うつ」と呼ばれる病気・症状があるらしく、私の場合は、多分これに該当する。
これについては、以下のサイトから多くの知見を得ましたので、この場を借りて御礼を。


その病院通い、治療のために行政から補助が降りるぞ

精神科・心療内科には、月1〜2度お世話になっている。
そこで処方される薬の中には、ジェネリックでないものもある。

1回の診療と処方で、多い時は5000円弱が飛ぶ。

風邪や骨折と違い、「治った」という線引きがされないので、
病院には通い続けることになる。
その出費が毎月毎月発生するのは、精神衛生上本当に良くない。

特に、先に挙げた「眠気を解消したい」という要求に対し、
新薬の処方に切り替え、薬代が跳ね上がり、にも関わらず効果が出なかったときの絶望感。

高くない固定収入・残業で稼ぐのは心身的に無理。
そうこうしていくうちに、目減りする貯蓄。

なぜもっと早く、「こうならない方法がある」ということに気付けなかったのか。


一定期間以上、精神疾患に関する治療を続けている場合に、国から補助が降りる。


市役所・区役所の保健福祉関係の部署にて、詳しい話を聞くことから、
手続きまで出来るので、長く治療を受けていてこの制度を利用していない人は、
足を運んでみるといいと思う。
過去にさかのぼっての請求は出来ないので、申請は早ければ早いほど良い。
ちなみに、横浜市都筑区の場合、精神障害者保健福祉手帳の申請窓口と同一だった。

障害者手帳についてだが、私は特段、手帳を持っていることで受けられる社会保障に興味はない。
ただ、名刺がわりに持っておきたかった。
「私はもう、あなたたちのように"普通の"労働は出来ない」ということの証明として。
そのために申請し、発行の許可が降りた。それだけ。

* * *

さて、ここまでは、私の身に起きた話。

今、"普通に"働けている人へ。
ここまで目を通して、「自分には関係のない話だ」と思うのであれば、
それはそれで、ひとつの感想の形だと思う。

では、もし、あなたが、ないしは、あなたの身近な人が、うつ病を患った時、
あなたはあなたに、あるいはその人に、どんな言葉をかけますか。
その思考訓練の一助になれば、ここまで書き連ねた甲斐がある。

ここまでは私一人のケーススタディだったが、
もっと多くの「うつ病患者」の事例を知りたければ、
以下の漫画に目を通すことを薦めたい。


彼らが、いかにして「うつ」を患い、また抜け出すことが出来たのか。
「うつ」を抜け出した先に、待ち受けるものとは……?

「うつ」が他人事とは言い難くなってきたこのご時世。
あなたは「うつ」に、どのように備えますか……?

執筆者プロフィール

KOBA / KOBA5884 / 小林佑輔

1987年生。青春時代及び社会人経験の初期を神奈川県で過した後、2018年5月、福岡県うきは市に移住。

システムエンジニアとして食い繋ぎつつ、そこで培ったスキルを地域貢献に活かせないか模索中。

詳しいプロフィールはこちら

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