画面は開発中のものです

人生とは、永遠のβテストだ。



(写真中央の「NagomiShareFund」のロゴステッカー、
 小幡さんとサバゲーに行った際に頂いたものを、MacBookProに貼り付けています)



上記月報をオンラインサロン内で公開したところ、
早速、発起人の小幡さんからフィードバックを頂きまして。

ネックとなっている資金面に関して、
「クラウドファンディングとファンドで支援出来るかもしれない」
とお声かけ頂きました。

何を隠そう、小幡さんは一億円の地方創生ファンド「NagomiShareFund」の発起人。
また、数々の地方創生関連クラウドファンディングでの資金調達経験をお持ちで、
「地方創生事業で金策に困ったら彼に聞け!」と、言われているとかいないとか。
私が勝手に言っているだけですが。

というわけで、今回の記事は、主に小幡さんへのラブレターです。
こちらの事業に関する相談事項を列挙しつつ、
当方の事業に投資頂くことで、「地方創生ファンドとして」きっちり実績としてどう残して頂けるか。
そのあたりの戦略について、書き綴っていきます。

事業内容

創業計画書を公開しているので、そちらを参照ください。
……だと、あまりにも不親切なので、以下にざっくり概要を。

小・中学生向けの、パソコン教室を開講しようとしています。

2020年に、小学校でプログラミング教育が必修化されます。
それに対する習い事としての需要を見込んでいます。
この事業を通じて、こども達に、情報機器を積極的に活用するスキルを磨いてもらうのが狙いです。

創業計画書内では「教室」「私塾」などの表現を使っていますが、
実態としては「ラボ」「研究室」のような形になっていくかな、と。
こちらが一方的に体系的な知識を伝えていく、というよりは、
日々の生活で感じている疑問や課題を、テクノロジーで解決しようぜ。的な。
そういった営みが出来る場作りを目指しています。

事業内容がいかに「地方創生」に関わるか

私が事業を通じて叶えたいのは、「地方存続のための人づくり」です。

私が事業拠点としようとしている福岡県うきは市は、
高校・大学といった高等教育機関がありません。

これにより、そうした教育を受けたいこどもや、そうしたこどもを持つ世帯が、
市外に転出していっているという実態があります。
それに伴ってか、うきは市の中学生は全国平均と比べて学力が低いというデータもあります。
(参考:「うきは市の特色ある教育」内、うきは市教育振興基本計画(pdf))

こうした課題意識のもと、うきは市行政としても、教育分野に力を入れていこうとする機運があります。
これに対し、民間セクターとして今回の事業を立ち上げることで、相乗効果をあげるのが狙いです。

私は、地方の魅力や特産物を外部に発信・流通させることだけが、地方創生ではないと考えています。
いかに、その地方が、これからの社会で生き残っていくために力をつけていくか。
そういった取り組みや仕組みを作っていかないと、一時的に活性化しても後に続きません。


この事業で「クラウドファンディング」をどう活かすか

福岡県うきは市は、一年中フルーツが収穫できる「フルーツ王国」です。


(うきは市観光協会発行のリーフレットより)

「フルーツ王国」を実現できるほどの恵まれた気候により、農業が盛んな地域です。
こうした土壌を活かし、移住者が飲食店を立ち上げたり、様々な加工食品が開発されています。

これらは、クラウドファンディングの返礼品として活用できると考えています。
今回の事業と噛み合わせることにより、
「地域の特産品を対外的に広め、そこで得た資金を元に市内の教育振興に充てる」
「市内でICT教育を受けた受講生達が、地域の特産品を対外的に広めていく」
といったモデルが出来るのでは、と考えています。

出資者の目線からは、
「出資することで、地域の特産品を楽しむことができる」
「出資したことにより、地域の情報発信能力が向上していることがわかる」
といったように、投資に対する効果が目に見えやすいのでは、と考えています。

事業遂行にあたり、懸念している支出項目は何か

主に2点です。
・教室開講のための物件借用コスト
・教室開講に必要な物品(パソコン・モニタなど)の購入費用



物件については現在検討中であり、正確な数値が出せませんが、
頭金30万円、家賃15万円程度の条件で検討しています。

物品購入については、初期費用として55万円程度を想定しています。

人件費については、当面は創業者1名で運営していくため、
「人一人が最低限生活できる収入」さえ確保出来ればよいと考えています。
(また、本事業と並行してweb制作などの仕事を請け負うことで収入確保を図ります)

分配期間や利率をどのように設定するか

このあたりは、事業投資・融資について、貸す側も借りる側も経験が無いもので、
どういった設定値が必要で、どれくらいの数値が妥当なのかということについて、
見識が無く、ご相談させて頂きながらの決定となるかと思います。

おそらく、教室開講(9月頃予定)から3ヶ月〜半年程度は、
受講生が少なく収入が安定しないと思いますので、
本格的な分配については、2019年に入ってからになるのかな、という見込みです。

 * * * 

以上が、今のところ、こちらが思いつく限りの投資判断材料の提供となります。
不足の情報がありましたら、追記致しますので、ご一報頂ければ。

KOBA5884

以上、ご検討のほど、何卒よろしくお願い致します。




執筆者プロフィール

KOBA / KOBA5884 / 小林佑輔

1987年生。青春時代及び社会人経験の初期を神奈川県で過した後、2018年5月、福岡県うきは市に移住。

システムエンジニアとして食い繋ぎつつ、そこで培ったスキルを地域貢献に活かせないか模索中。

詳しいプロフィールはこちら

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