## AIが教えてくれた自分の深層心理
最近、面白い実験をしてみました。自分の過去の音声投稿ログをAIに食わせて、解析してもらったんです。
結果として出てきたのは、なかなかショッキングな分析でした。どうやら私は深層心理で「ありのままの自分では愛されない/価値がない」と思っているらしいんです。
この結果を見た時、正直「うわぁ」という感じでした。字面だけを見ると、だいぶネガティブに捉えられますよね。でも少し時間をおいて考えてみると、本当にそれが悪いことなのだろうか?という疑問も湧いてきたんです。
## この焦燥感にも使い道があるのかもしれない
「ありのままでは愛されない」という感覚があるからこそ、成長したいと願うし、それに向かって少しでも行動を起こそうと思えるのかもしれません。
自分自身の現状に対する焦燥感も、使いようによっては成長の原動力になり得るんじゃないかと思うんです。完全に満足してしまったら、それはそれで成長が止まってしまうかもしれませんし。
実際、この分析結果を受けて、自分の行動パターンを振り返ってみると、確かにこの心理状態が背景にあることで、新しいことに挑戦したり、スキルアップに取り組んだりする動機になっている部分があることに気づきました。
## でも、この精神状態はシンプルに地獄でもある
一方で、この精神状態の辛い側面も無視できません。いつまで経っても自分が満たされないんです。自己批判的な状態がひたすらに続く。これは、シンプルに地獄だと思います。
何かを達成しても、「まだまだ足りない」「これくらいじゃダメだ」という声が頭の中で響き続ける。成長することはできても、その成長を素直に喜べない状態が続くんです。
「成長ベクトルを維持し続ける自分を愛せよ」とも思うのですが、それでは休まる隙が無いんですよね。常に成長し続けなければ自分を愛せないなんて、それはそれで苦しい条件です。
## 「そのままのあなたでいいよ」と言われたら
もし誰かに「そのままのあなたでいいよ」と声をかけられたら、自分はどう思うだろうか?と考えてみました。
正直に言うと、「どのまま?」と困惑してしまうかもしれません。今の自分?成長途中の自分?それとも理想に向かって努力している自分?
この困惑こそが、この心理状態の根深さを物語っているような気がします。「そのまま」の自分というものが、自分でもよくわからなくなっているんです。
## この病は根深いけれど
AIの分析結果を通して、自分の深層心理と向き合ってみて感じたのは、この心理状態との付き合い方を見つけていく必要があるということです。
完全に克服する必要はないのかもしれません。むしろ、この感覚があることを受け入れつつ、それに振り回されすぎない方法を模索していく。成長への動機として活用しつつ、時には立ち止まって今の自分を認めてあげる時間も作る。
そんなバランスを取っていくことが、この根深い心理状態と上手に付き合っていく道なのかもしれませんね。
## まとめ
AIによる音声ログ分析という現代的な手法で、自分の深層心理と向き合うという体験をしてみました。結果は決して心地よいものではありませんでしたが、自分自身を理解する上で貴重な気づきを得ることができました。
「ありのままでは愛されない」という感覚は確かに苦しいものですが、それを単純に否定するのではなく、どう付き合っていくかを考えることが大切なのかもしれません。皆さんも、もし似たような心理状態に覚えがあるなら、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。