私が30代間近になっても未だに「音ゲー」をプレーするのは、システムが徹底的に「褒めてくれる」から

今期新しく入ってきた中途採用の方と飲んでいたのですが、
帰り際に、私もその方も「音ゲー」が趣味であるという共通点が発覚しまして。
(音ゲー:音楽ゲームの略。リズムゲームともいう)

私が音ゲーに本格的にのめり込んだのは「3.11」がきっかけだったので、
音ゲー歴としてはもう7年か。

7年も飽きずに音ゲーを続けられた理由は、
挙げれば キリがないですが、
やっぱり一番は、音ゲー共通の「ルール」にあると思うんです。 



まず、そもそも「(狭義の)ゲーム」って、
「プレイヤーが特定の行動を取ると褒めてくれる」という仕組みで成り立ってるんです。

世に出回っている様々な音ゲーは、
・楽曲のリズムに合わせて特定の行動を取り、
・その行動に対しシステムのジャッジを経て加点され、
・楽曲が終了するまでそれを繰り返し、点数を稼ぐ
という仕組みで成り立っています。

ちなみに、機種や楽曲、難易度にもよりますが、
1楽曲プレーするにあたり、500〜2000箇所程度の判定箇所※が存在します。
(※ゲームによって「ノーツ」「オブジェクト」などと呼ばれるもの) 
1楽曲あたり、90秒〜120秒くらいのプレー時間です。

判定箇所に対しての特定の行動には
・ボタンを押す
・タッチパネルに触れる
・センサーを反応させる
など、機種によって様々ですが、
それらのプレイヤーの行動に対するジャッジ結果として、どれも共通して、
3〜5段階の「成績」をつけます。
よくある「JUST」「GREAT」「GOOD」「POOR」「MISS」みたいな判定ですね。

とても単純な話をすると、
ノーツ数2000の楽曲を全てJUST判定でクリアすると、
90秒間に2000回
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わけです。

ちなみに、市場でよく見かけるアーケードゲームは、
だいたい100円で3曲プレー出来るのが相場だと思って頂いて差し支えないです。
楽曲のプレー時間が90秒×3=270秒。だいたい4分半。
4分半で2000×3=6000回
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って、ちょっと日常じゃあり得ないですよね。
でも、ゲーセンで、100円払うだけで、そんな体験が出来るんです。

さらに、楽曲ごとのハイスコア更新時に
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(「NEW RECORD!」と通知が出る)ことや、
プレー状況に応じて、新しい楽曲が手に入る(=報酬が貰える)など、
徹底的に、プレイヤーに対して「褒める」仕組みが構築されています。
それが、音楽ゲームにハマる「ひとつめの」理由だと思うんです。

他にも、楽曲の魅力や打鍵時の爽快感、
ゲームプロデューサーが芸人並に面白いなど、
音ゲーの魅力は挙げれば本当にキリがないです。

音ゲーがちょっと気になってる人や、
最近ゲーセンはご無沙汰だという人、
是非、ゲーセンの音ゲーコーナーに足を踏み入れてみてください。  

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