私が、うきは市長に宛てた手紙

手紙(お礼状)の中に、私がうきは市に移住してやりたいことなどを盛り込んでいました。
なので、思い切ってブログにアップしてみようと思います。
 



その前に、うきは市長にお礼状を送付した経緯について。

2016年の12月、うきは市に帰省しました。
祖母のお見舞いやら、空き家になっている実家の状況確認やらのためです。
また、この時にIターンに関する行政補助が無いかの調査や、
創業支援施設(U-BiC様)の見学などを行いました。

実家の庭を手入れしたり、土地の広さを測ったりしていたところ、
実家の近所の方々の目に留まり、軽くお話したりもしまして。
その時に、将来的にうきは市に移住して仕事をしたい旨を話したりもしました。

その話が、なんと、うきは市の市長さんの耳に入ったらしく、
伯母を経由して、移民に関する諸々の資料を送付して頂きました。

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これを受けて、父の勧めにより、市長へお礼状を送らせて頂いた。という経緯です。
以下、全文となります。
(私の本名とか経歴とかについても晒していますが、
 このブログでは私の周辺にご迷惑のかからない範囲で
 私のパーソナルな情報に関してはオープンにしていく方針です。)

うきは市 高木典雄市長

 横浜市在住の小林佑輔と申します。

 先日は、移住に関する資料を手配頂き、ありがとうございました。拝見致しました。

移住者受け入れのための様々な施策を用意されており、移住の際は活用させていただこうと考えています。

 さて、折角の機会ですので、私の経歴と、うきはにてやりたことについて、書かせてください。

 私は大学にて東京都市大学(旧:武蔵工業大学)環境情報学部に在籍し、大学院修士課程を卒業しました。

 大学では、「地域とICT」をテーマに研究を実施しました。主な研究活動として、地域情報のアーカイブシステムの構築などをしていました。

 また、課外活動として「ISO学生委員会」に所属していました。ここでは、大学のISO14001の認証規格に基づき、キャンパス内での環境教育や省資源化の取り組みなどを企画・実施していました。

 この他、学内アルバイトとして、授業アシスタントに従事していました。そこでは、プログラミング初学者に対して指導等していました。

 現在は情報システム関係の仕事に就いています。主な業務として、CRM(顧客関係管理)システムのカスタマイズなどに従事しています。

 私はうきは市にて「市民による情報発信の拠点を作りたい」と考えています。

 具体的には、市民の手によって、草の根的にうきはの文化や暮らしなどを発信していく仕組みを、インターネット上や、実際の場として作っていくことです。

 この取り組みにより、田舎暮らしを検討している都市部の人々に、より生活感を想像した上で、うきはへ足を運んで頂いたり、移住を検討頂く材料になると考えています。

 また、上述のような情報を地域に残していくことは、地域内での情報の共有を促進し生産性を高めたり、地域の人々をつなげていき、相乗効果で新たな生業を創出したり、未来に対して情報資産を残していくことにつながります。

 これらの試みは、技術的には可能です。あとは誰かが技術を伝え、仕組みを作っていくことで、実現できると考えています。

 この他にも、農業の6次産業化などを進めていく上で、情報分野の知識や技能が必要な場面にて、私の経験がお役立て出来ればと考えています。

 故郷を思うほどに「やりたいこと」「あったらいいなと思うもの」が次々と湧いてきます。何かの機会に、直接お会いして色々とお話できたらと思います。

長文、乱文失礼いたしました。

この度は、資料を手配頂き、誠にありがとうございました。

重ねて御礼申し上げます。

内容的には「お礼状とは。」とツッコミたくなるような、
自己PRを行政を担う長に送るというプレイング。

この中に、自分が今後どう生きて、地方とどう歩んでいきたいのかを綴りました。
正直、半分以上は自己満足の域を出ていない手紙です。

数日後、うきは市役所からの私宛の封書が届けられました。
内心「内容がアレだったから検閲の末市長の手に渡らず返送されたか」とビクビクしながら開封。

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内容は、市長からのお礼状に対するお礼状でした。
全文を公開することは控えますが、私が綴った内容について、関心を持って頂けた感触が伝わりました。

都会の若造から送られた文書に、時間を割いて目を通して頂き、
時間を割いて返信頂いたという事実だけで、これはエラいことをしてしまったという思いです。

公言したことがどこまで「実現」にこじつけられるかは、未知数です。
しかしながら、少なからず「挑戦」することは、間違い無いです。
そのためにも、身辺の色々なところを少しずつ変えていかなければいけません。
このブログを始めたのも、そんな思いの一端です。

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